日経電子版のインフラ・クラウド担当をしながら、エンジニア採用活動、DevRel活動を通じて組織の強化に努めている。DevRel Meetup in Tokyo の勉強会には結構参加している。銭湯サウナが大好き。兵庫県出身。
Developer Relations(以下DevRel)は、自社と開発者の間で継続的かつ良好な関係を築くマーケティング手法であるとされる。この考え方はそのままエンジニア採用にも当てはめることができる。求職者には、より自社のことを知ってもらい関心を持って応募してもらいたいからだ。エンジニア採用活動の中でアンケートを通じて、「日経にエンジニア組織があることを知っていたか」を候補者に聞くと認知度が低いことがわかった。エンジニアを獲得する上で認知度が低いという課題感を持った。 そこで、筆者はDevRelの考え方、手法をエンジニア採用活動に取り入れようと考えた。 DevRelの考え方を学び実践する DevRel Meetup in Tokyo では、「コンテンツ」「イベント」「ソーシャル」など多様なアプローチが紹介されている。それぞれ、技術ブログでのコンテンツ作成、技術イベントの自社開催や技術コミュニティイベントへの協賛・支援、SNS発信や技術広報などの具体的な施策に活かしてきた。
上記の具体的な施策について説明したい。エンジニアに向けて少しでも自社をアピールしたいDevRel担当者、エンジニア採用のため認知度向上の取り組みを推進したい採用担当者、技術広報担当者にお勧めのセッションとしたい。 なお、「DevRelお悩み解決室」を参考に解釈して具体的な施策を行った。