Speaker 1

萩野 たいじ

Senior Develoepr Advocate@Datadog

DatadogのSenior Developer Advocate、コミュニティマーケティング推進協会フェロー、エンドユーザーコンピューティング協会理事。 元美容師で元音楽家。ソフトウェアエンジニアへ転身後、受託開発やパッケージ開発を経て有限会社アキュレートシステムを起業。その後、技術者へリーチしたマーケティング、DevRel(Developer Relations)の道へシフトし、MKI(三井情報)では初のTechnical Evangelistとなる。その経験を活かしIBMではDeveloper Advocate Tokyo Teamの立ち上げをリード。OutSystemsではLead Developer Community Advocateとして活躍。筑波大学及び名城大学にて非常勤講師も務める。Microsoft MVP。著書多数。

セッションについて

どの種は何の花を咲かす?DevRelのターゲットオーディエンスを知ることの意味

DevRelのアプローチを取る職種は何でしょうか?アドボケイト、エバンジェリスト、コミュニティマネージャー、など色々居ると思います。当然、立ち位置が変わればターゲットオーディエンスも変わるでしょうし、同じエバンジェリストの活動でも、活動内容でターゲットオーディエンスが変わったりします。

DevRelは開発者を対象とした、ベンダー側のマーケティングアプローチの一つと言われていますが、マーケティングというからにはそこにはGOALが設定されているはずです。どんな種を蒔くと、どんな花が咲くのでしょうか?ボトルメールのようにどこにたどり着くかは風まかせ、というわけにはいきません。

本セッションでは、次の6つのターゲットオーディエンスに分けて、それぞれに期待されるGOALを確認していきます。

  1. 製品開発エンジニア
  2. 受託開発エンジニア
  3. 研究職エンジニア
  4. CIO/CTO
  5. スタートアップ・フリーランス
  6. 学生

他にも、事業規模カット(エンタープライズ、コマーシャル、SMBなど)で見たり、ステークホルダーカット(クライアント、ISVパートナー、SIパートナーなど)で見たりする意味にも触れていきます。

DevRelという施策を企業内で実行するためには、経営層での判断が必要不可欠です。そのためには、それぞれのアクションがビジネス上どのような結果につながるのかを説明する必要が出てきます。この、ターゲットオーディエンスによるGOALの違いを理解することは、企業・組織内でDevRelを認知してもらうために必要なエッセンスとなるでしょう。

インタビュー