2019年よりはじまった Most DevRel Committer ですが、2020年もまた実施されました。こちらは次のような方たちを表彰する制度です。
1年を通じて、最もDevRel Meetupの発展、拡大に貢献した人
注意点としてはDevRelの発展ではなく、DevRel Meetupの発展であるということです。あくまでもコミュニティへの貢献が受賞基準になります。対象となるコミュニティは現時点では、次の4つです。
- DevRel Meetup in Tokyo
- DevRel/Community
- DevRel/English
- DevRel/Beginners
また、2020年は次のようなカンファレンスが開催されました。
- DevRelCon Tokyo 2020(中止)
- DevRelCon Earth 2020
- DevRel/Asia 2020
さらに技術書典を通じてコミュニティから書籍が作成されました。
これらのコミュニティやカンファレンス運営として貢献された方が自薦、他薦を問わずエントリー可能です。2020年はエントリーされた方の中から、主催者である私(中津川)が独断と偏見で選ばせてもらいました。
では栄えある第2回目、Most DevRel Committeer 2020受賞者になります。
池原大然さん@Twilio
主な受賞理由として、すべてのカンファレンスへの運営としての参加、さらにすべての発刊された書籍の執筆が挙げられます。Twilioへの転職後、コロナ禍において配信に力を入れており、一冊で分かる!オンラインイベントのはじめかたでもその知見が十分に反映されています。DevRel/Asia 2020ではアジア2トラックのトラックオーナーとしてスピーカーの調整など、負荷の高い役割を担っていました。
@devrelTokyo から2020年のMost DevRel Committerとして表彰いただき、先ほど記念の盾を頂きました。
— Daizen Ikehara (@Neri78) January 15, 2021
ありがとうございます。
本業も含めて今年も頑張ります!#devreljp #devrel pic.twitter.com/42RWuIy4kU
萩野たいじさん@日本アイ・ビー・エム
萩野たいじさんは唯一の2年連続受賞となりました。DevRel Meetupはもちろん、DevRel/Asia 2020のロゴデザイン、オープニング動画の作成などデザイン面のサポートを一人で行っています。カンファレンスはすべての運営に参加し、アジア1トラックのトラックオーナーを担当しています。書籍は12月末に発刊された英語で広がる開発者のキャリアにて多くの誌面を書かれています。
I got the award Most DevRel Committer 2020! Thanks all!https://t.co/LKfjkcDyb0#devrel #devreljp pic.twitter.com/o8rxSm61ht
— Taiji (萩野たいじ) (@taiponrock) January 15, 2021
小田祥平さん@Microsoft Japan
Most DevRel Committeerの名付け親は小田祥平さんです。常日頃からカンファレンスの運営に関わり続けており、2020年はさらに両書籍の執筆にも参画されています。DevRel/Asia 2020では司会も担当しています。Microsoftでも多数のコミュニティに関わりつつ、DevRel Meetupでも運営メンバーとして長く関わり続けています。
年間で最もDeveloper Relationsに貢献した人に送られる Most #DevRel Committer 2020を受賞しましたぁぁぁぁぁ‼︎(´Д` )嬉
— [email protected] (@MS_odasho) January 15, 2021
ありがとうございます‼︎ ありがとうございます‼︎号泣
これからもがんばる‼︎d(´Д` )♪#devreljp pic.twitter.com/ZRZXmJJ0Ir
川下太郎さん@ソニー
実は川下太郎さんはDevRel Meetup in Tokyoのはじめての共同運営者です。オフラインのイベントに参加された方はご存じだと思いますが、DevRel Meetupのコースターやライトアップされたロゴなどを作成されたのが川下太郎さんです。DevRel/Asia 2020では当日の全スピーカーの担当をし、ほかのカンファレンスにおいても配信や司会を担当しています。
まとめ
2020年はコロナ禍で、これまでのコミュニティ活動が大きく阻害された年でした。そんな中にあって、新しいカンファレンスの開催、商業出版も行われた書籍の執筆など、大きな活動も行われています。その辺りの活動に大きく関わった方たちが選ばれる結果となりました。2020年はどういった方々が選ばれるのか、楽しみです。
DevRel MeetupはDevRelに興味がある、携わっている方々のためのコミュニティです。今後もますます発展させていけるよう、イベントや執筆活動などを行っていきます。運営メンバーも随時募集中です。運営はもちろん、DevRel自体に興味がある方はぜひ、Slackにご参加ください!