デベロッパー マーケティングの担当になった方へ
DevRel/Japan Conference 2019 運営メンバーの 山崎 亘 です。 先日 、コミュニティ マーケティング、特に開発者やエンジニアのコミュニティを運営している、あるいはこれから立ち上げようとしている方々に向けて記事を書いてみました。今回は、「デベロッパー マーケティング」の担当になったはいいものの、何をしていいかよく分からない、あるいは自分の活動がこれでいいか確かめたいという方に向けて本イベントをご紹介します。というのも･･････
君はひとりじゃない
私が以前に居た会社では、そこそこ大きな規模であったのにもかかわらず、DevRelとかデベロッパー マーケティングとかは私一人しか居ませんでした。グローバル企業だったため、ほかの国のメンバーと意見やアイディアを共有することはあっても、日本市場、日本のデベロッパー向けにどうしていいかなどは全部自分で考える必要がありました（ま、当たり前ではあるのですが）。 ですが、この「DevRelJp Meetup」コミュニティに出会ってから（うわっ、この辺の書き出しは怪しい通販の文句みたいですねぇ）、同様なIT企業だけでなく、いわゆる「競合」と言われる様な会社のDevRel担当の方々のアイディアを聞いたり、意見交換をすることが出来るようになりました。それらのアイディアは私にとって宝の山で（また怪しい表現になってきた･･･。でもマジメな話です）、そのままでは使わないまでも自社向け、自社製品向けにアレンジして活かすことができました。 そして今回のカンファレンスでも、マーケティング的な観点からのセッションがいくつもあります。
デベロッパー マーケティング向けセッション
たとえば、開発者向けのカンファレンスに参加する場合の知見は？？にお答えするセッションが2つも。
開発者向けカンファレンス出展に向けて考えるべきこと:とある外資系ベンダーの担当者より
池原大然, インフラジスティックス・ジャパン
開発者向けカンファレンスにこれまで出展担当として関わってきた経験や、さまざまな取り組みについてうまくいったこと、いかなかったことを「外資系ベンダーの担当者」という立ち位置から共有します。
同じ「カンファレンス」でも出展側だけでなく、主催側知見も。有名な「Developers Summit（デブサミ）」の主催者によるセッションです。
編集者視点でのテックカンファレンスの作り方
近藤佑子, 翔泳社
開発者向けイベントを作っている方、開発者向けイベントをマーケティングに活用しようとしている方に向けて、デブサミの企画をどのように作っているのか、さらにどんなマインドでデブサミのステークホルダーや、開発者コミュニティに対して接しているのか、そのエッセンスを編集者視点でお話します。
主催側の観点からの知見も知ることで、効果的に出展することが出来そうですね。
今度は、ハードウェアのデベロッパー マーケティングです。スピーカーも「DevRelといえばクラウドサービスやAPIをターゲットになることが多い」とおっしゃってますが、ハードウェアについては珍しいです。ハードウェアを担当する方はもちろんのこと、意外にそれ以外の方にも参考になるアイディアも多いと思います。
ハードウェアサービスにおけるDevRel
木戸 康平, CambrianRobotics
ハードウェアサービス視点でのDevRelについて、課題となったこと、解決した方法をお話します。ハードウェアのDevRelに興味がある人／やろうとしている人、IoTのDevRelにはどんな事が必要か知りたい方におすすめです。
開発者にとって、「マーケティング」は「悪」なのか？！
さて、手前味噌的で恐縮ですが、実は私もセッションを持っています。タイトルからしてふざけて奇をてらっていますが、内容はマジメです。でも柔らかくお話しします。
山崎 亘, ウフル
「DevRelを目指す人」に今一度「マーケティング」について考えてもらうために、下記の３つのトピックを用いてお話しします。
- 悪の帝国「マーケティング本部」から来ました
- 「ナンパ」は最低だと思うけど「素敵な出会い」は待ち望む
- ウルトラマンに学ぶ、適切なコミュニケーション
いや、ホントにふざけてますよね。繰り返しますが、マジメに内容を考えてますよ。
これだけの内容が一日、いや半日で聞けます。いやいや、聞けるだけでなく、懇親会で質問が出来るし、同じような悩みの人たちとディスカッションが出来ます。あとから資料を見たり、ビデオを観たりするのでは体験できない貴重な半日。
繰り返しますが、申し込まない理由が見つかりません！ もうすぐ開催か！ こちら から今すぐお申込みを！ いや、本当に、いよいよもうすぐです！